こんなステージ発見しました！Vol.40
ピティナ会報 ステップ参加者インタビューから Vol.40
気づけば8月末、もう新学期が始まった方もいらっしゃると思います。秋もたくさんの地区でステップを開催していますので、ピアノをがんばる目標としてご活用ください。
今回は23ステップで参加する背中を生徒さんに示し続けている先生のエピソードです。
中野奈津江先生（指導会員） 新名古屋地区 2月3日（日）
先生が基礎3で参加 先生の背中を追う生徒たち
中野奈津江先生は、指導者ながら積極的に23ステップに参加しています。新名古屋地区でのステージレベルは基礎3。23ステップで出始めたきっかけについて、「この年になると自分が弾きたい曲を選んでしまうので、嫌いな曲、苦手な曲から逃げられない環境を作ろうと思いました。生徒が弾きたい曲を持ってきたときに、先生がその曲を苦手というのは通用しませんから」と話してくれました。23ステップで出演することで、演奏法や暗譜について悩むこともあると言います。それでもそんな先生の姿を見て、生徒の保護者は「先生も基本的な曲を練習して出ているのだから」と子供たちを鼓舞し、また子供たちも、先生の継続表彰の盾を見て「これがほしいから頑張る」と、こつこつとステージ経験を積んでくれています。継続という一つの大きなステップの目的を、子供たちは先生の姿を追いかける形で達成します。
今後は23ステップをもう一周しようと考えている中野先生。一周目に弾いた曲とは異なる時代の曲を演奏し、本当の意味での23ステップ全制覇を目指しています。先生の向上心は、これからも子供たちに素晴らしい影響を与え続けてくれることでしょう。
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