ピティナ・ピアノステップ

こんなステージ発見しました!Vol.31

こんなステージ発見しました! ~ピティナ会報 ステップ参加者インタビューから Vol.31

3月も半ばとなりました。各地で20度近くの気温を観測するようになり、一気に春の気配が近付いてきましたね。4月から新しい環境に飛び込むみなさんは、少しそわそわしているかもしれません。
今回は、同じステップに参加した23名の子どもたちに心をこめてコミュニケーションカードを送った高校1年生のお話をご紹介します。


熊谷百花さん(学生会員)&森川 有子先生(指導会員)
◆2017年9月3日(日)埼玉中央秋季ステップに参加
ピアノの楽しさを伝えるため、子どもたちへ届けた思い

子どもたち23名に送ったコミュニケーションカード。熊谷百花さんの力作です。
大好きなラヴェルの曲を深く理解するため、フランスにニ週間の短期留学をした熊谷さん。その時に利用した留学支援制度では、カリキュラムの一貫として「帰国後、留学の魅力を広める活動を行う」というミッションが課せられています。熊谷さんはそこで、「演奏前の60字コメントで留学体験の紹介をする」「子どもたちにコミュニケーションカードを送って、ピアノの楽しさを伝える」という二つの活動を考え、実行することにしました。
「もともとアドバイザーの仕事は楽しそうだと思っていましたが、短時間で演奏のいいところをたくさん書くのは予想以上に大変でした」と熊谷さん。カードをもらった第1部の23名の子どもたちは、お姉さんからのお手紙に大喜び。子どもたちからお礼の手紙をもらったり、熊谷さん自身の演奏終了後に事務局の先生方から声をかけられたり、反響はとても大きかったそうです。
自分自身のピアノの練習もしっかり続けていて、目標は継続100回表彰を受けること。「アドバイザーの先生方のように、ピアノの楽しさをみんなに伝えられる仕事をしてみたい」と意欲をのぞかせていました。


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