受賞者に聞く!継続表彰の軌跡 vol.5
継続してピアノを学び、ピティナのステージに続けてチャレンジした方に贈る「継続表彰」。
今回は、継続表彰を受賞された方の中から、ご家族と一緒にピアノを楽しむ2名のインタビューをご紹介します。
松下 実生 さん(小学3年生)◆ 2016年度宗像地区で5回表彰を受賞。(お母様にお話を伺いました。)
実生は幼稚園年長のときにピアノを始めました。古屋千種先生(正会員)が早い段階からステップを勧めて下さり、8ヶ月後に初めて参加しました。母である私自身が子供の頃「人前でピアノを弾くこと」に苦手意識があったので、実生にはステージに慣れてもらおうと、年3回ほどのペースで参加させています。
ステップでは、いろいろな会場のピアノを弾いてその違いを楽しむこともできます。実生は九大学研都市・椎木講堂のピアノが一番お気に入りで、「この会場には絶対毎年出る!」と言っています。
ステップ前は自らピアノに向かうようになりましたし、ピアノ以外のことでも本番前に集中する力がついてきたと思います。何事にも締切があって、期日までに仕上げなければならないことを自然に学んでいるようです。
実は、古屋先生のレッスンを拝見していて私もピアノを再開したくなり、月1回レッスンをしていただいています。付き添いとしてステップに足を運ぶうちに「演奏の善し悪しに曲のレベルも年齢も関係ない」と思うようになり、ステップも一緒に参加するようになりました。苦手意識を払拭して人前での演奏を楽しめるように、私も継続して参加していきたいと思います。
吉田 蕗生 さん(小学2年生)◆ 鴻巣春季地区で15回表彰を受賞。(お母様にお話を伺いました。)
蕗生が2才の誕生日にもらったおもちゃのピアノで楽しそうに遊んでいて、それを見た祖母がアップライトピアノを買ってくれたのがきっかけでピアノを始めました。ステップへの参加は、当時習っていた先生より勧められました。地区ごとに違うご当地シールがもらえることを知り、それも楽しみにいろいろな会場で参加しています。
今回は祖母が弾くハープとのアンサンブルで参加しました。祖母が憧れていて近年習い始めたハープに、蕗生がピアノ伴奏をつけたことがあり、ステップの舞台でもやってみようと思ったのです。祖母と「ここは少しゆっくりにしよう」とか、「ハープを大きく出してピアノはひかえめにしよう」とか相談しながら楽しく曲を創り上げていて、息を合わせることの大切さを勉強したようです。それをきっかけに他の楽器とのアンサンブルにも興味を持ち、先日はヴァイオリンと共演できる地区に参加しました。
ステージを重ねたことで、人前で弾くこと、いろいろな曲が弾けるようになることに喜びを感じているようです。蕗生自身も、「自分がこう弾きたい!と思っていることが相手に伝わるように、もっといろいろな曲や表現を勉強していきたい」と話してくれました。
★あなたのピアノ継続の軌跡、教えてください★
継続表彰を受賞された皆様に、ぜひお話を伺いたいと考えています。御協力頂ける方はぜひ、こちらのフォームより「取材協力可能です!」とお知らせください。どんな些細なエピソードでも構いません。お知らせお待ちいたしております!
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