ピティナ・ピアノステップ

こんなステージ発見しました!Vol.22

こんなステージ発見しました!

ピティナ会報 ステップ参加者インタビューから Vol.22

4月を迎え、新たな年度がスタートしました。全国的に春の陽気になり、桜も見ごろを迎えましたね。週末はお花見に足を運ぶご家族も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するおふたりは、小笠原諸島から24時間の船旅を経て、東京の船堀ステップに参加しました。

五十里 圭汰さん、川上 楓さん、川﨑(五十里)恵果先生(指導会員) 7月31日船堀地区に参加

小笠原諸島父島より、海を渡ってステップ参加

小笠原諸島父島は、東京湾から週1便のおがさわら丸で24時間という距離にあります。その長い船旅を経て、五十里圭汰さんと川上楓さんは船堀ステップに参加しました。

島内の子どもたちは、幼い頃から同じメンバーで島の伝統芸能発表の場に立つことで、皆ステージ慣れしています。島の発表会とは全く異なる環境で演奏することが良い刺激になると考えた川﨑(五十里)恵果先生(指導会員)は、3年前から23区内への帰省にあわせて圭汰さんをステップに参加させていました。生徒にもその体験をさせたいと声をかけ、同じく東京本土に帰省先がある川上楓さんが「アドバイスを受けてみたい」と参加を決めてくれました。

長い船旅も帰省先での練習も楽しんでいた二人でしたが、ステップ当日は少し緊張した様子が見られました。「いつもより立ち居振る舞いが丁寧だった」と楓さんのお母さん。圭汰さんも先生の狙い通り、島とは違う大きなホールで知らない子どもたちとステージに立つことで、程良い緊張を感じられたようです。

先生も川上さんのお母さんも、子どもたちに「ピアノを長く続けてほしい」と願っています。そのモチベーションを保つ機会として、今後もステップ参加を続けていきたいとのことです。

ピティナ会報は会員の皆様に季節ごとにお届けしております。
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