10分以上のステージを自由に楽しむ!~フリーステップ活用法~
課題曲が決まっている23ステップと違って、フリーステップの時間の使い方はその人次第。特に10分、12分...と長い分数の申込には勇気がいる、という方もいらっしゃるかもしれません。
実は2015年の総申込約45,000組のうち、フリー10分以上の申込は約10%の4,255組もいます。今回は、長い分数でのステップ活用法を探っていきたいと思います。
子供から大人まで!幅広い年代の方が利用
長い時間演奏できるのは上手な大人の人ばかり...というイメージがありますが、各年代から一定数ずつご参加いただいています。うち13%は小学生以下の方のお申込みです。最年少の参加者は6歳、最年長は84歳でした。
様々なきっかけで、皆で一緒に参加
全体の10%が、連弾やアンサンブルなど複数人での参加です。また、ソロの中では4人に1人はコンペティションや入試などのリハーサルとして申し込んでいます。ステップを本番に、というより「演奏の機会があるからステップで弾いておこう」という方が多いことも分かりました。
参加者アンケートより
- プロの演奏家の方とのアンサンブルはとても楽しいです。室内楽企画は他の方の演奏も聴けて勉強にもなるし、ヴァイオリンとチェロの音色が美しく感動しました。また参加したいです。
- コンペに備えての参加でした。弱点が浮き彫りになったり、アドバイザーの先生方に苦労した部分を褒めていただいたり・・・。残り1ヶ月励みになりました。
長い曲も短い曲も。組み合わせはあなた次第
長い曲を1曲だけじっくり演奏する申込みは全体の半数程度。短い曲を5曲以上組み合わせてご参加される方もいらっしゃいます。中には、「兄弟で1曲ずつソロを演奏し、3曲目を連弾で」という形で長い分数を活用されている方も。
「15分+n分」の大枠を使いこなす!
同じ方が2 枠以上参加申込みをされた場合、その方 が連続して演奏するプログラムは避けています。 しかし、ソナタなどの大曲を中断なく弾きたい方のために、同一楽曲に限り15 分+ n 分という形での申し込みをお受けしています。
- 同一楽曲とは、コンチェルト、ソナタ等の構成を持つ、一つの楽曲とします。(自作曲・自編曲は除きます。その他、詳細はお問い合わせ下さい)
- 一部の地区に限り、Web 申込みでのみ対応します。
- 第1楽章と第2楽章で別々のコメント、メッセージ用紙が欲しい、という場合にはそれぞれ別にお申し込みください。ただし、その際プログラムは連続しません。