幼児のためのステージ「プレ導入」活用のススメ
昨年度からスタートした、「プレ導入」のステージ。ピアノを始めて間もない幼児のみなさん向けに、大人が舞台上まで付き添うスタイルを取っており、2015年度は252組がこのステージに参加しました。
今回は、「プレ導入」の活用事例と、アンケートにて寄せられた参加者の皆さんの声をご紹介します。
活用事例:道場英子先生(指導会員)
「プレ導入があるなら、習い始めたばかりの子にも勧められると思い、さっそく教室で生徒全員にステップのチラシを配布しました。結果、9名の生徒が参加してくれました」と道場英子先生。うち3名がプレ導入での参加でした。伴奏を簡単にアレンジするなどの工夫をしたことで、ピアノを始めて間もない生徒でも両手演奏で舞台に立つことができました。またプレ導入は、ひとりで舞台に立つのが不安な生徒にとってもチャレンジしやすいステージであるとのこと。2015年秋の京橋ステップでは、いつも本番前になると泣いてしまう生徒に、先生がステージまで付き添ったことで、無事演奏を披露することができました。ステップを終えた生徒さんは「また出たい」とやる気を新たにし、この4月にもステップに参加したそうです。
参加者アンケートより
- 初めてのステップだったのでワクワクしてました。お辞儀の練習をしたり、みんなに届く音を出せるようにがんばりました。(三重県/年中)
- 初めての舞台でしたが、また出たいと一言!いつもはのんびり練習しているのでびっくりしました。(愛知県/年中)
- 人前に出る初めての経験となり、ピアノの練習以外でも、メンタル面、マナー面など、色々と勉強になりました。(大阪府/年少)