ピティナ・ピアノステップ

コンサートを聴きにステップ会場へ足を運ぼう!~初夏に行われるトークコンサート~

コンサートを聴きにステップ会場へ足を運ぼう!~初夏に行われるトークコンサート~

みなさんご存じの通り、ステップでは当日お越しいただいているアドバイザーの先生による「トークコンサート」が行われている地区があります。2015年度には、なんと約半数近くの地区で実施されました。さて、今回は来週以降に行われるトークコンサートから3つをピックアップ。演奏されるアドバイザーの先生方の意気込みを紹介します。

平間 百合子先生/千葉中央地区
コンペティション課題曲を含むコンサート~個性の表れたプログラムを楽しむ~

今回のトークコンサートでは、コンペティションの課題曲を含めたプログラムを演奏します。しかし、あくまでも「トークコンサート」ですから、コンペティションに参加される方もそうでない方も、みなさんが楽しめるコンサートにしたいと思っております。課題曲そのものに取り組むことも大切ですが、せっかくの機会ですので作品の位置づけ、作曲家同士の繋がりと学びの世界を広げていってほしいという想いを込めた選曲です。
コンペティション予選直前のタイミングではありますが、ぜひ音楽を味わいに来ていただきたいと思います。そして、一瞬で国境も時代も超えて違う世界へ連れて行ってくれる音楽の力を、一緒に感じましょう。

中村 勝樹先生/大阪泉南5月地区
TANCE POLSKIE~楽曲の解説と演奏を楽しむ~

昨年冬のトークコンサート以来、"TANCE POLSKIE"=「ポーランドの踊り」と一貫したタイトルをとりつつも、その時々に応じて曲を変えながらプログラムを組んでいます。
ポーランドの作曲家といえば、ショパン、ショパンといえばノクターンやエチュードを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ショパンの楽曲の中でも耳にされる機会が少ないマズルカやポロネーズ、そして同じくポーランドの作曲家、パデレフスキの作品を選びました。トークコンサートが、今まで馴染みのなかった曲や作曲家の新たな魅力に出会うきっかけとなってほしいと思っております。

笠原 純子先生・友田 恭子先生/長岡地区
デュオのコンサート~遊びのある演奏を楽しむ~

誰かと連弾をするとなると、ペアの方と合わせることに一生懸命になりがちではありませんか?
もちろん、お互い基本的な練習をこなし、呼吸があい美しいバランスで弾いても素敵な演奏になります。でも少し物足りないと感じることはありませんか?実はデュオの楽しみはその先にあります。
それぞれ皆違う音楽観を持っているのですもの、上手に弾けるようになったら今度は合わせることばかり考えずお互いに主張してみましょう。「えっ、そう弾くの!?」と驚いてみたり、時には「けんか」のように丁々発止とやりあっても?
デュオの演奏の面白さは、人の手が多いからこそ、世界が広がるところです。一人より辛いこともあるけれども、二人になったときの喜びは二倍以上になります。そして、奏者が面白いと思っている演奏によって聴いている人もワクワクさせることに繋がります。当日の演奏を聴かれて、是非この曲に挑戦してみたいと思って頂ければ幸いです。

いかがでしたでしょうか?会場や奏者によってコンサートの雰囲気も様々です。
入場料は無料。ぜひお気軽に足を運んでみてくださいね。

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